100円で経営学のエッセンスを1時間で学べる―。これはインパクトが強い。コンセプトは「もしドラ」に近い。
筆者であるカール教授が、女子高生と会話しながらマイケル・ポーターをはじめとするビジネス理論から、分析手法、構築方法まで、具体的な企業事例を交えながらわかりやすく解説していく。
経営学のキーワードと概略をサーっとさらうには非常に良いツールだと思う。
この電子書籍でキーワードをチェックして、さらに「ブルー・オーシャン戦略」や「プラットフォーム戦略」、「ファイブフォース戦略」など、従来型の読書の方法で知識と理解を深めていくための手引き書になるだろう。
ある意味で電子書籍と紙媒体の差異がはっきりわかる一冊。改めて電子書籍の存在意義や活用法を再考する機会となった。
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